社会人ワーホリの賢い準備法!節約&必須手続きリスト

ワーホリ準備

ワーキングホリデー(ワーホリ)に行く前に、しっかり準備することで大幅な節約が可能です。

特に社会人経験者は、事前の手続きによって税金や通信費を大きくカットできます。

また、ワーホリ先では対応できない手続きもあるため、日本出国前にしっかり準備しましょう。

住民票を抜く(海外転出届を出す)

ワーホリのように1年以上海外に滞在する場合、日本の住民票を抜く(国外転出届を出す)ことが可能です。

これにより、 住民税や国民健康保険料の支払いを免れる ため、大幅な節約につながります。

住民税の節約

住民税は前年の収入に対して課税され、1月1日時点で住民票のある自治体へ納付する必要があります。

例えば、2025年1月1日時点で日本に住民票があると、2024年の収入に対する住民税が発生します。

しかし、2024年内に住民票を抜いていれば、2025年の住民税を支払う必要がありません。

例えば、年収(12ヵ月)400万円ならいくらの節約になるでしょうか。

  • 年収(12ヵ月)400万円で、2025年9月末まで日本で働き、10月から1年間ワーホリに行く場合
  • 2025年の収入(1月〜9月)が300万円 → 住民税(約10%)= 約30万円
  • 住民票を抜いていれば、この30万円が不要!

国民健康保険料の節約

退職後は国民健康保険に加入する必要がありますが、 住民票を抜くことで加入義務がなくなり、保険料を払わずに済みます。

  • 年収400万円の場合、年間の国民健康保険料は約7〜8%(約32万円)
  • ワーホリ中の1年間、この保険料を払わずに済む!

住民税と国民健康保険料を合計すると、住民税30万円 + 保険料32万円 = 約60万円の節約になります。

注意点(デメリット)

海外での医療費は、海外旅行保険でカバーする必要があります。

ただ、日本の国民健康保険があると、海外で治療を受けた場合、帰国後にお金が戻ってくるみたいです。

住民票を抜くと、この保険は使えません。

携帯の通信会社をpovoに変更

日本の通信契約をそのままにしておくと、使わないのに毎月数千円の基本料金が発生 してしまいます。

しかし、完全に解約すると日本の電話番号を失い、帰国後の手続きが面倒になる可能性があります。

そこでおすすめなのが 「povo」 です。povoは基本料金が0円で、データ通信を使うときだけプランを購入する仕組みになっています。

  • 最安プランだと1時間だけデータを使うプランが150円ほどで販売されています。
  • なにもプランを使っていなくても半年間は文句を言われません。
  • つまり、1年間ワーホリに行く場合は、最安プランを半年に1回契約すれば、携帯番号が消されません。
  • 年間300円ほどで携帯番号を維持することができます。
  • 通常の通信契約と比べると年間1万円以上は節約できます。

※何も契約せずに半年を過ぎると、何かプランを契約しないと携帯番号が消えてしまいます。もちろん、半年の期日が近づいてきたらアラートしてくれます。

Wiseのアカウント開設

現地通貨に両替するとき、また現地のバイト収入を日本円に両替するときに便利なのがWiseです。

たとえば、現地通貨がほしい場合、日本の銀行口座からWiseを通して海外の銀行口座に振り込む仕組みです。

町の両替所ではレートや手数料でコストがかかるので、頻繁な利用はおすすめしません。

WiseだとほぼGoogleレートに近い良いレートで、手数料も低いため、海外送金の最安の方法です。

Wiseのアカウント開設はオンラインでできますが、住所の載った書類などが必要なので日本にいる間に登録しておいたほうが確実です。

海外で得たバイト収入も、帰国時には日本円にしたいので、Wiseを使う場面は必ずあります。

国際免許証の取得

日本の免許証があれば、3000円ほどで国際免許証を取得できます。免許センターで書類を提出するだけで発行されるので簡単です。

国際免許証の有効期間は発行から1年なので、ワーホリ出発直前に発行するといいです。

海外で運転する機会があるかどうかは分かりませんが、いざというときに役立つかもしれません。

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど主なワーホリ先では日本の国際免許証で運転できます。

私は運転する機会はありませんでしたが、第2の身分証として役立ちました。

また、バーなどで年齢確認されたときの身分証としても使えます。現地では常にパスポートを持ち歩いているわけではなかったので、国際免許証には第2の身分証としての役割があります。

まとめ:ワーホリ前の準備で賢く節約!

ワーホリに行く前に以下の対策をすることで、大きな節約が可能になります。

住民票を抜く(節約額: 約60万円)
携帯をpovoに変更(節約額: 年間約1万円)
Wiseの口座を開設(海外送金の手数料を大幅カット)
国際免許証を取得(第2の身分証として活用可能)

事前準備をしっかり行い、ワーホリ生活をお得&快適にスタートしよう!

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