povoと契約してワーホリ中に日本の携帯番号を格安で維持

ワーホリ準備

2023~24年にかけてカナダでワーキングホリデーをしていた私は、現地の携帯を契約する前に日本の番号をどう維持するか悩みました。そんな中、最もお得で便利だったのが「povo」のサービスです。

日本の携帯番号を維持したいけれども、高い月額料金を払いたくない方におすすめの方法を紹介します。

ワーホリ・留学中の携帯通信事情

現地の携帯を契約した理由

ワーホリ・留学をする方の多くは現地の通信会社と契約していると思います。

私はワーホリ先のカナダの現地の通信会社と契約しました。

日本の通信会社でも海外で使用できるものもあります。しかし、楽天モバイルのように1ヵ月2GBまでだったり、ahamoのように最大20GBであるものの15日間しか使えない、などの制約があります。

海外旅行の場合は十分なサービスですが、1年程の長期滞在では使い勝手が悪いので、現地の通信会社と契約すると便利です。

また、ワーホリではアルバイトをする際の連絡手段として電話を使うことがあるので、現地の携帯番号があった方がよいです。

私はカナダの通信会社「Phonebox」で、月30カナダドル(約3,000円)で20GBのデータプランと無料通話を提供される契約を結びました。現地の携帯番号があれば、アルバイトの連絡にも便利です。

日本の携帯番号はどうなる?

楽天モバイルなどでは、海外で使えるプランがありますが、制限があり、長期滞在者には不便です。

ahamoだと海外に着いて、最初の15日間以降は通信できなくなるので使えません。

ただ、日本で使っていた携帯番号を維持したい方は多いと思います。

長く使っている番号なら帰国後に変更するのが面倒でしょうし、日本から何かしらの緊急の電話があるかもしれません。

しかし、それだけのために日本の通信会社との契約を維持して、安いプランでも月々1000円(年間12,000円)ほど払うのは高く感じます。

そこで登場するのが「povo」です。

povoなら、最安で年間400円で、日本の携帯番号を維持できます。

povoの特徴

どうしてそんなに安く契約できるの?

povoなら年間400円で契約を維持できます。

こんなに安く契約できる理由はpovoはほかの通信会社と違って、「毎月○○○円で▲▲GBまで使える」というタイプではなく「●●GBを▽▽▽円で買う」というタイプだからです。

つまり毎月決まった金額を支払う必要はありません。

そして、「●●GBを▽▽▽円で買う」というプランが終わった後も、180日間携帯番号は維持されます。

たとえば、最安プランの「3時間データ使い放題220円」に申し込むと、そのプランが終わった後も180日間、povoとの契約は続いて、携帯番号は維持されます。

そして180日後にもう一度、最安プランの「3時間データ使い放題220円」に申し込むと、再度180日間携帯番号が維持されます。

つまり、年間計440円で番号が維持できます。

povoを使う注意点①180日以内に新しいプランを申し込まないと番号がなくなる

180日以内に新しいプランを申し込まないと番号がなくなります。

先ほどの例だと「3時間データ使い放題220円」を契約して、その後180日以上、何のプランも申し込まないと番号が消えてしまいます。

しかし、180日の期限が迫ってくるとpovoからお知らせメールが届きます。

だいたいの期日を自分でメモして覚えておけば大丈夫でしょう。

私は最後のプランから180日近く(たぶん150~60日)たったときに、ふとpovoからのメールで知った期間限定プラン「0.3GBを24時間100円で使える」に申し込んで、更新しました。
直前になるのが怖いので、気づいたときに最安のプランに申し込んでしまうのがいいと思います。

povoを使う注意点②日本と通話すると別途料金がかかる・SMSの受信は無料

日本からの通話を受信したり、日本へ発信したりすると別途料金がかかります。

受信料・発信料は滞在している国によって異なります。カナダの場合は1分当たり120円ほどです。

SMSの送信も有料で1通当たり100円です。

SMSの受信は無料です。

よっぽど頻繁に日本と電話しない限りはそこまで気にならないと思います。

1年の滞在のうち何度か日本へ電話することがあり、数百円かかりました。

海外からでも乗り換えできる!

すでに海外に滞在している方でも、海外でpovoに乗り換えできます。

  • 日本で使っていた通信会社と契約したまま海外に来てしまった方
  • 月々1000円払っているけど意味ないと気づいた方

いまからでも、節約できるので早めに乗り換えてしまいましょう!

楽天モバイルの方がおすすめの方もいる!

ここまでpovoのメリットを並べてきました。

ほとんどのワーホリ・留学する方におすすめできますが、一部限られた条件の方へは楽天モバイルの方がお得になる場合もあります。

  • 海外でも1ヵ月3GB程度で十分
  • 日本との電話を頻繁にする
  • 日本との電話を長時間する
  • 現地の通信会社と契約しない(=海外の電話番号は不要)

このような方々は、「現地で通信会社を契約してpovoで日本の番号を維持する」方法よりも、楽天モバイルの最安プラン「1ヵ月980円」を契約した方がお得になります。

楽天モバイルは最安プランで、海外で2GBが使用できます。またそれ以降は1GB当たり500円でチャージできます。

また、楽天モバイルのアプリから日本と通話すると通話料が無料になります。

たとえばカナダに来て毎月10分、日本と通話するとpovoでは1200円ほどかかりますが、楽天モバイルでは無料です。

カナダで現地の通信会社と契約すると1ヵ月30カナダドル(=約3,300円)ほどかかります。海外の電話番号が不要で1ヵ月3GBほどしか使わない方は、楽天モバイルだと1ヵ月1500円ほどで利用できるのでお得です。

povoに乗り換えて節約しよう!

ワーホリ・留学にはお金がかかると思います。

現地でうまくバイトを見つけられればいいですが、それでも語学学校などの初期費用はかさみます。

また、素早くバイトが見つかるとも限らないので無駄な出費はできるだけ避けたいところです。

povoなら年間400円ほどで日本の携帯番号を持てるので、ほかのキャリアと比べて1万円以上節約できます。

「日本の携帯番号使わないけど、帰国後はもう一度同じ番号がいい」という方は早めにpovoに乗り換えることをおすすめします。

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